Microsoftソリューション
Microsoft Teams用のOperator ConnectとDirect RoutingGold Communications PartnerであるRibbonは、Microsoftと連携してMicrosoft Operator ConnectおよびMicrosoft Direct Routing用に複数のソリューションを提供しています。これにはRibbonが提供しているコアおよびエッジ用のSession Border Controller(SBC)と画期的なターンキーサービスポートフォリオであるRibbon Connectも含まれています。Ribbon SBCはMicrosoftの研究開発環境にも導入されており、一般向けに提供する前のMicrosoft Phone Systemの機能強化もRibbonソリューションでテストしています。
Ribbonのコア用SBCはMicrosoft Teamsのお客様に一元化されたコストパフォーマンスの高いSIPトランキングソリューションを提供するために必要なマルチテナント機能、スケーラビリティと高可用性を提供します。これにはOperator Connectに必要なクラウドツークラウドの接続機能、スケーラブルな暗号化も含まれています。長年スケーラブルなセキュリティソリューションを提供してきたRibbonにとって、Microsoftトラフィックのセキュリティ確保のために多くの世界中の大手サービスプロバイダがRibbon SBCを使用されているのは当然のことです。プロバイダは導入環境や戦略的目標に応じて、クラウドネイティブなバーチャライズドモデル、あるいはハードウェアベースモデルを自由に組み合わせることができます。
コア用SBC以外にもRibbonはMicrosoft Direct Routing for Microsoft Teamsに移行するエンタープライズのために複数のeSBCオプションを提供しています。
- ハードウェアアプライアンス
- バーチャライズドソフトウェア(プレミスまたはクラウド)
- クラウドネイティブなソフトウェア(パブリッククラウド用のDocker/Kubernetes)
Ribbonが提供している広範なポートフォリオによってサービスプロバイダは最も効率的なアーキテクチャを簡単に定義し、新旧両方の顧客に対して市場をリードするOperator ConnectまたはDirect Routingサービスを提供することができます。
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Operator Connect用のコアSBC
Software Edition(SBC SWe)、SBC 5400、SBC 7000を含むRibbonのコアSBCは、サービスプロバイダネットワーク向けに設計されています。高可用性、スケーラビリティを重視して構築されており、一元化されたRibbonのルーティングおよびポリシーエンジンであるPSXにシームレスに統合することで、ネットワーク全体でルーティングとセッション管理が合理化できます。RibbonのコアSBCはRibbon AnalyticsとIdentity Assuranceソリューションにも統合されているので、サービスプロバイダはネットワーク全体と呼毎のセキュリティと完全性をプロアクティブに管理できます。
RibbonのSBC SWe、SBC 5400、SBC 7000はいずれも、Operator ConnectとDirect Routingに対するMicrosoft認定取得済みです。1インスタンスに対して数万の同時セッションをサポートすることができるので、非常にコストパフォーマンスの高い方法でSIPトランクをMicrosoft Teams環境に導入することができます。
Microsoft Teamsをご利用の多くのお客様がOperator Connectを活用しています。これはオンプレミスへのSIPトランク導入を行う従来型のSIPトランキング導入モデルです。ただしお客様はOperator Connectによるクラウドツークラウドの接続機能を利用することで、ラストマイルにおける信頼性の問題を解消しています。サービスプロバイダは自社ネットワークとAzure間で数十万のセッションを導入することもあります。そのためOperator Connect接続のレジリエンシと規模が重要になります。このようなキャリアスケール、マルチテナント機能、設定の柔軟性を兼ね備えたRibbonのSBCは、大規模な導入モデルに最適です。
コア用のバーチャライズドソフトウェア
お客様のネットワークまたはパブリッククラウドからMicrosoft Direct Routingを実現RibbonのSBC Software Edition(SWe)は受賞歴のあるSBC 5000シリーズおよびSBC 7000と同一のソフトウェアを使用していますが、ハードウェアは含まれていません。RibbonのSBC SWeはまったく同じキャリアクラスの冗長性を提供してくれるので、サービスの持続性を確保できます。複数のクラウド環境での導入も可能で、GPUを使用した業界屈指のメディアトランスコーディングによってMicrosoftのSILK codecなど、高密度のトランスコーディング用に拡張することができます。
クラウドネイティブなSBC SWeによりサービスプロバイダはほぼすべてのプライベート/パブリッククラウド環境で、規模やパフォーマンスを犠牲にすることなくセキュアなリアルタイム通信を提供することができます。AWS MarketplaceやAWS Quick Startで提供されています。
SBC SWe - 多種多様なソフトウェアプラットフォームをサポート
- VMware
- KVM
- Amazon Web Services (AWS)
- Google Cloud Platform (GCP)
- OpenStack
- Microsoft Azure
NuWave、Ribbon SBCを使用してMicrosoft Direct Routingを実現
Microsoft Operator Connectの統合
Microsoft Operator Connectは次世代のクラウドツークラウド相互接続ソリューションです。サービスプロバイダは自社のSIPトランキングサービスをMicrosoft 365のワークフローAPIと組み合わせて、企業がTeams用のPSTN通話サービスを簡単に入手、導入できるようにします。企業はTeams通話用にユーザー設定を行うと同時に、優先サービスプロバイダからDID/DDIを取得、割り当てることができます。Ribbon SBCはOperator Connectとの完全な互換性があり、RibbonはMicrosoftや多数のサービスプロバイダと協力してOperator Connect Servicesを提供しています。
- サービスプロバイダは対応するSBCを使ってMicrosoft 365に接続する
- Operator Connectは統合ツール(API)を提供しているので、キャリアはMicrosoft 365ポータルを利用して新規顧客とのエンゲージメントやSIPトランクの導入(DID/DDI)を行うことができる
Intelligent Edgeハードウェア – ラストマイルのマネタイゼーション
RibbonのIntelligent Edge™ハードウェアはお客様のオンプレミスでインテリジェントな分界点、ベストインクラスのeSBCサービス、FXOとFXS(アナログとデジタル)接続のための複数のオプションを提供することでTeamsへのシンプルな移行を実現します。
最も優れたコアネットワークであっても、エンタープライズネットワークのエッジにインテリジェントなデバイスを導入するメリットはあります。サービスプロバイダはRibbon Application Management Platform(RAMP)を使用してエンタープライズエッジに導入された数千のRibbonアプライアンスを管理することができます。RibbonのeSBCはコストパフォーマンスの高い方法でラストマイルを管理し、技術者派遣の必要性を減らし、CSRトラブルシューティングに要する時間を削減します。プロバイダはZero Touch ProvisioningによってEdgeMarcアプライアンスの導入をさらに加速することができます。
Ribbon SBC SWE Edge、SBC 1000、SBC 2000により、サービスプロバイダはMicrosoftのSurvivable Branch Appliance(SBA)をサポートすることで魅力的なレジリエンシソリューションを提供できます。SBA機能はAzure Cloudにアクセスできない場合に備えてユーザーにバックアッププランを提供します。EdgeMarc 6000には有線WANに障害が発生した場合のLTEバックアップが含まれています。
バーチャライズドソフトウェア - あらゆる場所に導入可能
Azure、Amazon Web Services(AWS)など、あらゆる仮想環境からDirect Routing for Microsoft Teamsを実現できます。
パブリックまたはプライベートクラウド内にすべて揃っているので、専用のSBCハードウェアを導入、管理する必要はありません。このソリューションは数分で使用可能になり、必要に応じて拡大、縮小できます。RibbonのSBCソフトウェアはコンピュート効率を重視して設計されています。事実、小規模な企業であればAzure上の単一のStandard_B1msバーチャルマシン、またはAWS上のBurstable t3.smallバーチャルマシンで対応できます。
Ribbonには次のようなメリットがあります。
- Local Media Optimizationとe911などのオプションサービスを含むMicrosoft認定取得済み
- ネットワークを安全に保護し、サービス中断を防止する堅牢なセキュリティ
- SILKとOPUSトランスコーディングを含むフルメディアサービス
- 簡単なConfiguration Wizardによって導入のスピードアップと設定ミス削減が可能、Watch the Video
Download the SWe Edge Datasheets
オンサイト対応が不要に – コストも時間も軽減
EdgeView Service Control Center(SCC)はお客様のSBC導入を管理するために一元化されたインタフェースです。EdgeViewによりサービスプロバイダは顧客側に導入したDirect Routing(およびその他のUCおよびSIPトランキング環境)で問題の一元的な監視、トラブルシューティング、解決が可能になります。EdgeViewは顧客が抱えている問題をリモートで解決できるので、技術者を派遣する必要性が削減できます。その結果、コスト削減と顧客満足度の向上が可能になります。
EdgeView SCCはEdgeMarc、SBC 1000、SBC 2000アプライアンスやSBC SWe Edgeインスタンス(バーチャライズドソフトウェアとパブリッククラウドの両方)と連携してお客様のネットワークをすべて表示します。サービスプロバイダはLAN側の問題について詳細な情報が得られるので、エンドポイントの診断機能が向上します。Auto ProvisioningによってEdgeViewはEdgeMarcアプライアンスのインストールをスピードアップし、一貫した設定を保証します。
EdgeView Service Control Centerの機能
- プロアクティブな監視:リアルタイムの可視性、イベントベースのトリガー、通知
- リモートトラブルシューティング:問題の認識と修正、リモート診断ツール
- アナリティクス:サービス品質、SLA、設定可能なデータ保管
- レポート処理:アナリティクスデータ、KPI、自動レポート、データアーカイブ
Bell Canada、EdgeViewによってコスト削減とカスタマーエクスペリエンス向上を実現
Bellはクラウドからエッジまでを網羅したカスタマーエクスペリエンス把握のために、RibbonのEdgeMarcとEdgeViewソリューションを採用しました。EdgeMarcデバイスをカスタマープレミスに導入し、EdgeView Service Control Centerで管理します。
Watch The VideoTeamsへの移行をサポートするツール
すでにサービスプロバイダには全社員または一部の社員を従来のPBXからTeamsに移行したいという企業からの要望や問い合わせがあります。Microsoft TeamsにはサードパーティのPBXからTeamsへの移行をサポートするツールがありません。そこでRibbon SBCによって移行を容易にすることで、お客様は既存顧客を維持することができます。これによって他社乗り換えが減るだけでなく、比較購買も削減できるので、SIPトランク料金やマージンも下げることができます。
ほとんどのRibbon SBCにはSIP Forking機能があり、レガシーPBXとTeamsを同時に呼び出すことができます。さらにSBCのダイヤルプランによって呼を転送できるので、ユーザーはルーティングの専門知識がなくても別なシステム上の同僚に接続することができます。
RibbonのSBC 1000とSBC 2000、EdgeMarc 2900シリーズ、4800シリーズ、6000シリーズ、7000シリーズにはFXOとFXSポートがあり(アナログとデジタルの両方)、既存のデバイスに簡単に接続できます。たとえばレガシーPBX、コンタクトセンター、エレベーターフォン、緊急用の電話ボックス、ドアフォン、一般的なアナログ電話に接続できます。
さらにRibbon Connect for Microsoft Direct RoutingによってレガシーPBXから離れた場所でソフトクライアントとして登録することで、統合をレベルアップすることができます。このような局側の移行オプションによってレガシー環境と新たなTeams環境との統合が強化されます。また既存のトランキングを再利用するので、企業はPSTNサービスを購入する必要がありません。シートごとに起動もできるので、特定のユーザーグループに対してTeams通話を選択することができます。
Microsoft Teams Direct Routing for Dummies Guide
Microsoft Survivable Branch Applianceのサポート
Microsoft 365にアクセスできない場合に、Teamsユーザーが公衆電話網での通話(受信/発信)ができるようにします。MicrosoftのSurvivable Branch Appliance(SBA)機能はSBC 1000とSBC 2000(Server Moduleが必要)で提供されています。また、SBC SWe Edgeと連携した完全なバーチャライズドソフトウェアとしても提供されています。RibbonのエンタープライズSBCはすでにレジリエンシの高いWAN接続をサポートしています。MicrosoftのSBAサービスを追加することで、ユーザーはWANやクラウドの障害時でも通話(発信と受信)ができるためレジリエンシがさらに高まります。これはサービスプロバイダにとって、マネージドMicrosoft Teamsの付加価値向上のための理想的な方法です。Microsoft SBAサービスはエンタープライズSBCのEasy Configuration Wizardに統合されており、セットアップや管理をポイントアンドクリック方式で簡単に行えます。RibbonではSBA関連のコマンドライン管理やスタンドアロンのセキュリティ証明書管理が不要です。
SBC 1000と2000は従来のアナログおよびデジタル回線(POTS、BRI、T1/E1回線)への接続もサポートすることで、SIPトランク接続だけでなく追加の冗長性も実現しています。SBA datasheetをダウンロードして詳細をご確認ください。
Microsoft TeamsのためのSurvivable Branch Appliance(SBA)
Ribbon Connectを使ってTeams Direct Routingをすぐ開始
Direct Routingを使ったソリューション提供を模索しているサービスプロバイダが必要な投資が行えないで困っていることをRibbonは理解しています。Ribbon Connect for Microsoft Teams Direct RoutingはクラウドベースのSBC as a serviceと、管理用のターンキーウェブポータルを提供します。プロバイダは既存のSIPトランクの価値を高め、完全な認証を取得したMicrosoft Direct Routingソリューションをすぐに、そしてCAPEX投資なしで提供することができます。
Ribbon Connect for Microsoft Teams Direct Routingはユーザー(シート)ごとに提供されます。ある企業でTeamsの通話サービスが必要なユーザーが20人いる場合、サービスプロバイダはRibbonクラウドからRibbon Connectを20シート販売します。プロバイダはRibbonと共同ブランドで販売することも、完全に自社ブランドで販売することもできます。Ribbon Connectは数百、数千のシートに簡単に対応できます。このソリューションは使用増に応じて規模を拡大することも、ビジネスニーズ減少や季節的な要因に応じて縮小することもできます。最小限を定めた契約や長期的な契約に縛られることもありません。
スタッフがMicrosoft Direct Routingをすぐに使いこなせるかどうかが不安なCSPも、Ribbon Connectのわかりやすいウェブベースのメニューでユーザークレデンシャルを追加するだけで管理できることがわかっていれば安心です。Ribbon ConnectはTeamsで設定を自動的に更新し、Session Border Controllerサービスのセットアップ、既存のIP-PBXやCloud UCサービスとの統合も行うことができます。
Ribbon Connect for Microsoft Teams Direct Routing Solution Briefのダウンロード
Teams is Calling You
- Fortune 100のうち93社がMicrosoft Teamsを使用している*
- 183,000の教育機関がMicrosoft Teamsを使用している*
- 最大のTeamsユーザーは35~44歳*
- Microsoft史上最も速く普及しているビジネスアプリ*
- 53の言語で提供*
*出典:Microsoft 2020
Microsoft Phone SystemとDirect Routing for Teams通
Stone BrewingがRibbon SBCを導入
COVID-19によってオフィスを閉じたした際、Stone BrewingはすぐにAzure内のRibbon SBCを使用してMicrosoft Teams Direct Routingを使い始めました。このソリューションによって社員は自宅から仕事の電話をかけたり、受けたりできるようになり、全世界の顧客とのつながりが確実に維持できました。
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Microsoft Teams Direct Routing FAQs
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